山本さとしライブ開催しました。
3月28日(日)、ひがしかまた音楽室大島園で、プロのシンガーソングライター山本さとしさんのワンマンライブを開催しました。
第1部はCDにも収録されている代表曲の数々を、山本さん自身の思い出を語りながら、
第2部はふるさと福島の人々を思って1年1曲作り続けてきた「フクシマソング」を、訪れた浜通りの様子や出会った人との交流を語りながら、
山本さんは歌ってくれました。「フクシマソング」を70分間かけてまとめて聞いてもらうのは、今回が初めてということでした。
会場の参加者は、歌とお話に引き込まれ、大島園は集中力の高い、心の温度も高い空間になりました。
2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原発の事故はまだ続いています。
山本さんは、これからも1年1曲、フクシマソングを書き、歌っていくと語りました。CD化も計画しているそうです。
この日は、ライブでなければ得られない深い感動がそこにありました。
最大限の準備をされて、思いを込めて演奏してくださった山本さとしさん、ありがとうございました。
また、その思いをしっかり受け止めてリアクションを返し、稀有な空気感を作った参加者のみなさん、ありがとうございました。
サポートしてくれたスタッフの3人の力も大きかったです。
コロナ禍でもライブをあきらめることなく、対策を十分講じて、思いを伝えるためにこれからも開催していきます。
======開催案内==============================
山本さとしライブのお知らせ公開を1月22日にしたのは、国連の核兵器禁止条約発効の日だからです。
高校生平和大使もこの日に「ピースブックリレー」と題する動画をSNSで公開するそうです。
日本こそ、核兵器禁止条約に加盟するべきと思います。
ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ、原発労働者・・被曝は過去・現在・未来と続く問題です。
わたしも3.11は戒めの日とし、ひがしかまた音楽室も3月を震災記憶月間としています。
先日、東京新聞の呼びかけに応え「平和の俳句~東日本大震災十年」に拙句を送りました。
拾われぬ 安達太良山の栗 悲し
2011年の秋に安達太良山に登ったとき、麓で栗を拾いました。放射性物質に汚染された栗です。
2021年3月28日は、山本さとしさんのフクシマソングをひがしかまた音楽室からみなさんに届けます。
新型コロナウィルス感染状況が沈静化しますように。
(大島左千子)
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