1月22日(日)午後2時30分〜4時45分、大田区立蒲田図書館2階多目的室にて、第4回ひがしかまた落語会を開催しました。
お客様が42名、出演者・スタッフを合わせて52名が参加しました。落語会として過去最大数でした。
2回目、3回目というリピーターもいます。そもそもはじめて落語を聞いたという人もいます。外は寒波ですが、会場内はいっぱいのお客様で温かです。
まず紙芝居を楽しんでいただきました。出演の吉沼亜矢子さんと福田美和さんには「かようびのかみしばい」でお世話になっています。
この日の「踊り場ダンスホール」というお話は、シニアの淡いラブロマンスに猫たちも活躍する大人向け紙芝居です。
お二人の役割分担、息の合ったコンビネーション、テーマソングである「テネシーワルツ」を最後にお客様と共に歌う演出、紙芝居の可能性を感じ、大いに楽しみました。
大島の挨拶をはさんで、お待ちかねの落語です。春風亭一猿という墨痕鮮やかな寄席文字も掲げました。一猿さんは準備の時間にもマイクを調整してくれたり、スタッフのように働いてくれました。
演目は、始めに「初音の鼓」、次に「茶金」です。枕をしゃべりながら、お客さんの様子を見て決めたそうです。茶金はやや長く、複雑で中級編というところでしょうか。
ひがしかまた落語会のお客さんも中級レベルになってきたようです。一猿さんは、ぐっと腕を上げた感じがしました。大阪出身という点が生きた関西弁と江戸弁、対比がくっきりし、テンポよくなめらかに話が進みます。
しかも分かりやすく、どの人物も憎めないチャーミングな造形です。聞いていてわくわくし、引き込まれました。
4時に終演。帰る人はみんな笑顔です。「楽しかった」と言ってくれる人も多数います。
その後15人で交流会を持ちました。ひとことずつ感想を述べ合い、出演者もスタッフもお客様も大満足の落語会になりました。
「無料ですが、中身には自信があります。」と挨拶の中で言いましたが、実証されました。
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